二学期制に向けて
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西尾市立鶴城小学校
1 二学期制導入のねらいと基本的な考え方
二学期制の導入は、鶴城小学校が抱える様々な教育的な課題を解決するとともに、「ゆとり」の中で「生きる力」を育むなど、よりいっそうの教育改革推進のための機会と考えます。
このほどの完全学校週5日制という授業時間縮小の中で、学力向上を目指す一方、少人数・習熟度別学習や発展的・補充的学習を、「標準」とした決められた授業時数で行っても「学力向上」には限界があります。やはり、授業時間数の増加が必要です。
そのための方策として、従来の三学期制から二学期制に変え、あわせて学校行事等を検討する機会とします。
二学期制は、三学期制に比べて授業時間数が多く確保できるので、学習内容や指導に幅を持たせた学習をすることができます。また、一つの学期が長くなるため、課題にじっくり取り組めたり達成感を味わえる理解力や学び方を身につけたりすることが出来ます。
一方、児童と教師との関係においては、精神的・時間的にゆとりを持って、しっかり向き合って、分るまで学習する時間が持て、基礎学力の定着を図ることが出来ます。さらに、教師と児童とのふれ合う時間も増えるので、お互いの人間関係を深めた中での教育活動を推進することもできます。
これらのねらいを達成するためには、単に三学期制から二学期制に変えるだけでなく、これまでの学校行事、学習に対する工夫や指導方法、評価の仕方など教育活動全般を児童の学力と、生きる力を育むための見直しの場とし、児童にとって明るく楽しい充実した鶴城小学校の実現を目指して二学期制を導入して行きたいと考えます。。
2 二学期制の利点
(1) 授業時間数の増加、児童への学習指導が充実します。
・ 始業式、終業式が一回ずつ省略され、その分、授業時間が増えます。
・ 二学期制に伴う年間行事の見直しにより、行事の分散化、精選により授業時間数の確保が可能となります。
・増加した授業時数により、教師と児童と接する時間が増え個々に応じたきめ細かな指導が可能とな
ります。
(2) 児童は長期間に渡り教科の学習にじっくり取り組むことができ、ゆとりを持てます。
・年間行事の再編制により、学期内のテストや行事にゆとりを持って取り組むことができ、落ち着いた
校生活を過ごすことができます。
・休業前の通知表作成事務が削減されるため、教師と児童と向き合う時間が確保でき、休業中の学習・生活指導、部活動の大会に向けた指導の時間が十分に取れます。
(3) 長い期間の学習で、基礎・基本の学習が可能となります。
・評価を生かしたきめ細かな学習など、指導方法に工夫をこらした指導が可能となり、基礎・基本の定着がより可能となります。
(4) 長期休業を生かした問題解決学習や発展的学習、補充学習が可能となります。
・学期の途中に長期休業が入ることで休業前の学習を生かした発展的学習や総合的学習の時 間などの課題について継続的に取り組むことができます。
・休業前で不十分だった学習内容について、休業中に学習することでつまづきが解消でき評 価に反映させることができます。
(5) 絶対評価の信頼性が高まります。
・多くの単元の評価を統括することができ、長い期間での児童の変容を評価に反映させることができます。
・学期が長くなることで、評価資料が豊かになり、絶対評価の信頼性が高まります。
(6) 児童会・学級会活動が二学期制と一致します。
・児童会の前期・後期制と二学期制が一致することで、児童の活動意欲と指導が一致します。
3 二学期制実施の概要
(1) 学期について(平成16年度)
・ 1学期 4月1日から10月8日(金)まで
・ 2学期 10月12日から3月31日まで
(2) 長期休業について
・ 学年始休業日 4月1日から入学式の前日まで(平成16年度は4月5日まで)
・ 夏季休業日 7月21日から8月31日まで
・ 冬期休業日 12月24日から1月6日まで
・ 学年末休業 3月25日から3月31日まで
*1学期と2学期の切替は、10月の第二土曜日、日曜日、海の日(祝日)の三日間とします。
(3) 通知表・個別懇談会について
・ 通知表 1学期末、2学期末の2回 但し、各教科の学習状況の情報提供を適宜します。
・ 個別懇談会 年に2回実施します。
(4) 家庭訪問について
・ 夏休みの最初に実施します。(1学期の生活・学習の様子と課題、総合的な学習等)
(5) 行事の見直しについて
・ 自然学習(5年生)
夏季休業中に実施します。これまで、事前指導、準備を授業時間の中で実施してきました。
今後は、授業時間を極力つぶさず、教員の応援体制が取れ、児童の活動が安全かつ有意義にできる夏季に変更します。
・今後、これまでの行事について、真に教育的に必要なものを残し、最も適切な時期に実施できるよう検討していきます。
4 2学期制による授業時間数の増減と年間行事計画
(1) 授業時間数の増減
|
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| 現行三学期制 |
二学期制 |
増加 |
減少 |
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| 1学期終業式 |
授業 |
5 |
|
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| 2学期始業式 |
授業 |
5 |
|
|
| 授業 |
1学期終業式 |
|
1 |
|
| 授業 |
2学期始業式 |
|
1 |
|
| 2学期終業式 |
授業 |
5 |
|
|
| 3学期始業式 |
授業 |
5 |
|
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| 小 計 |
20 |
2 |
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| 合 計 |
18 |
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(2) 年間行事等
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| 現行三学期制 |
二学期制 |
増加 |
|
| 家庭訪問(日) |
夏季休業中に実施 |
8 |
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*結果、学年によって異なりますが、約25時間から35時間程度 の授業時間の増加が考えられます。